なぜ今「スカイブルー」なのか?〜アセアンスカイブルーエンジニアの本音〜

なぜ今「スカイブルー」なのか?〜アセアンスカイブルーエンジニアの本音〜
ということでセミナーをスタートいたしました。

昨年、新しく設立した(株)アセアンカービジネスキャリアでは日本の自動車アフター市場の活性化をサポート。自動車整備ビジネスの車屋を中心に、アセアン各国からのスカイブルー外国人材を、ご紹介しています。アセアンと日本に人財という信頼の架け橋を創りあげる企業です。

アセアン各国の現地理工系大学と提携し、日本語教育を受けた人材の雇用を促進していくプログラムとなります。
2016年に日本で働く外国人の数は100万人を超えました。しかしながら、専門的技術を持った高度人材は、圧倒的に不足しています。

スカイブルー外国人とは『単なる熟練ではなく、かなり高度の専門的知識と技術の裏づけをもち、マネジメントもできる新しいタイプの人々(外国人)』を意味します。ブルーカラー層ではない、高度人材。

昨日は、経営者の皆様に外国人人材の魅力を必要性、彼らの本音、そして具体的な採用プロセスとそのポイントを伝えてきました。4/24,26にベトナム、インターンシップ面接ツアーへの募集も開始。

参加希望者も集まりはじめ、いよいよ具体的なプロセスがスタート。

スカイブルー人材がアセアンと日本の真の架け橋を創り出す!

自動車アフター業界という古い体質の業界の活性化に向けて、今年は啓蒙活動の時期ですが、これらが多くの両国雇用安定と経済拡大効果、更に、アセアン国同士の言葉や習慣を超えた信頼関係構築の一助になればと考えてます。

自動車業界という枠を超えて、それ以外の業界に向けても活動の幅を広げていきます。

(参考ブログ)
https://ameblo.jp/kawadai1/entry-12356353556.html

「外国人大学生インターンシッププログラムの説明 & 外国人技能実習生の活用セミナー」開催のお知らせ(始めての方大歓迎、参加無料)

「外国人大学生インターンシッププログラムの説明 & 外国人技能実習生の活用セミナー」開催のお知らせ(始めての方大歓迎、参加無料)

第1部 外国人インターンシッププログラムとは?
◆インターンシッププログラムの概要
◆外国人人材活用の3つのパターン

第2部 外国人技能実習生制度とは?
◆新しい法律下での技能実習生制度について
◆導入できる業態とできない業態
◆導入コスト
◆年間人数枠・導入する具体的手順・スケジュール

【日時】3月16日(金)PM17:00~PM19:00 セミナー

【場所】〒101ー0047 東京都千代田区内神田1-7-5 旭栄ビル7階 76号室
(株式会社アセアン・カービジネス・キャリア 内)

【主催】合同会社アセアンプラスコンサルティング/株式会社アセアン・カービジネス・キャリア
https://www.asean-carbusiness-career.com/)

<お申し込み・お問い合わせ>
メールにてお申し込みください。
件名に「外国人大学生インターンシッププログラムの説明 & 外国人技能実習生の活用セミナー参加希望」とご記入いただき、会社名、氏名、メールアドレス、電話番号を明記のうえお申し込みください

メール:aseancarbusiness@gmail.com

https://swbs.smrj.go.jp/event/17312/

2018年2月25日発行の、業界最大誌「整備戦略」(日刊自動車新聞社発行)に掲載されました。

2018年2月25日発行の、業界最大誌「整備戦略」(日刊自動車新聞社発行)に掲載されました。今回は、タイの整備市場について、記事を書かせて頂きました。

【川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット】高成長が望まれるタイの整備マーケット

2017年のタイの新車販売台数は前年比13.3%増の87万748台。今年も増加傾向で2年連続の増加の見通しが伝えられている。タイの整備ビジネスは将来の有望なマーケットである。自動車市場の拡大と共に大きな伸びが期待できる。

◆品質より価格重視の顧客層

タイで新車を購入したユーザーは、車両保証期間中(通常3~5年)は、購入した新車ディーラーに自分の車を持ち込む。メーカー認定の点検や修理などのメンテナンスサービスを受けるためだ。しかし、車両保証期間が過ぎたあとはコストの安い非認定サービスセンターでメンテナンスを行うケースが多い。

タイの自動車市場は黎明期を迎えたばかりだ。所得の高い層から一般庶民の足へと変化を遂げている最中で、所得の低い層にとって車両購入は大きな買い物だ。維持費などへの出費はできるだけ避ける傾向がある。そのため修理の際に交換部品は純正品よりもコスト重視の人が多い。「メンテナンスにはあまりお金をかけれないよ。今は毎月の新車のローンを返すだけで精いっぱいだ」(タイの40代男性)。

◆整備マーケットの3プレーヤーとは

タイでは新車ディーラー以外にも、メンテナンスサービスを行うプレーヤーがいる。大きくは3つのプレーヤーに分類されている。(1)モダントレーン、(2)トラディッショナル、(3)ディーラーである。

モダントレーンと呼ばれる専門メンテナンス会社はネットワーク化されており、同じブランドで全国展開をしている。複数のモダントレーンブランドが存在し、一番大きなシェアを持つのがブランド名「B-Quik」を展開するB-Quik社だ。タイ全土に100以上の店舗展開している。シェア2位は「ACT」ブランドを展開するブリジストン系のBridgestone A.C.T.(Thailand)社。さらに「コクピット」「オートボーイ」「タイヤプラス(ミシュラン系)」「イーグルストアー(グッドイヤー系)」などが存在する。トラディッショナルは、小規模な家族経営で地元のパパママショップ的な整備・修理工場である。一方、ディーラーは新車ディーラーに併設されている、一般的な整備工場を指す。

「タイではアフターマーケットに関わる正確な統計はないが、利用する顧客の割合はモダントレーンが30%、トラディッショナルが50%、ディーラーが20%くらいだ」(タイ整備会社の経営者)。さらに「最近の傾向ではモターントレーンを利用するユーザーも増えてきている。」と指摘する。確かにバンコクの道路を走る車には、黄色のB-Quik社ステッカーが貼られているのをよく目にする。

◆各プレーヤーのサービス

モダントレーンは、エンジン整備などは行わない。サービス項目を絞り込むことで効率的な運営を確立している。それらに伴う自動車部品、タイヤの小売りを全国ネットワークで行っている。スタッフの教育にも力を入れ、信頼あるブランドの構築を目指している。収益源で最も多いのがタイヤの販売と交換で全体の収益の半分以上をまかなっている。それ以外の主要サービスは、オイル、バッテリー、ショックアブソーバー、ブレーキパッドである。

トラディッショナルでは、一般的な軽整備全般を行っている。タイの街中をタクシーで走ると、道の両脇にこのような小さな修理場を頻繁にみかける。純正部品ではないものを多く扱うため、修理・点検費などは安い。特に中古車を購入するような層はコスト重視で、部品交換なども新品ではなく中古を使いたがる傾向が強い。そのため安価なトラディッショナルはまだ需要があり、メンテナンス市場での重要なプレーヤーとして存在している。

ディーラーは基本的に、エンジンも含めたすべてのサービスを高品質で提供する。ディーラーが行うサービスに大きな信頼を寄せられている。各社メーカーもディーラーへの入庫の仕組みづくりを構築。「ディーラーへの入庫回数を増やすことはアフターセールスの収益力をあげるだけでなく、新車購入のリピート率にも影響を及ぼすことから最重要課題です」(日系自動車メーカー責任者)。しかしメーカー保証期間後は高価なサービスを継続して利用するユーザーが少ない。

◆タイ整備マーケットの展望

タイ整備会社の経営者によると、オイルやバッテリー交換は年1回以上、タイヤ交換2年に1回ほどで行なわれている。雨季などはワイパーの交換も多い。年間の走行距離は日本比べて長いため消耗品などのライフサイクルが短い。「タイでは自動車の月間走行距離を3千キロと見積もっています」(タイの日系リース会社)。

また、ピックアップトラックが多いタイでは、今後も重要な収益源となる。ショックアブソーバーの交換はほとんどがピックアップユーザーだ。通常の1tピックアップでも交換することで6tまでの積載が可能になるからだ。積載量を多くすると当然タイヤも大きなものに変更。またブレーキパッドも変更する回数が多くなる。

排出ガス規制の導入による厳密な車の検査もメンテナンス需要を引き上げていく。タイの整備市場は、自動車規模の拡大に比例して伸びが期待できる、有望なマーケットとなる可能性が高い。

<川崎大輔 プロフィール>
大学卒業後、香港の会社に就職しアセアン(香港、タイ、マレーシア、シンガポール)に駐在。その後、大手中古車販売会社の海外事業部でインド、タイの自動車事業立ち上げを担当。2015年より自らを「日本とアジアの架け橋代行人」と称し、Asean Plus Consulting LLCにてアセアン諸国に進出をしたい日系自動車企業様の海外進出サポートを行う。専門分野はアジア自動車市場、アジア中古車流通、アジアのアフターマーケット市場、アジアの金融市場で、アジア各国の市場に精通している。経済学修士、MBA、京都大学大学院経済研究科東アジア経済研究センター外部研究員。

https://ameblo.jp/kawadai1/entry-12355684436.html

【ベトナム人 インターンシップ&技能実習プログラムセミナー開催】

【ベトナム人 インターンシップ&技能実習プログラムセミナー開催】

~未来の御社を支えるエリート外国人候補を日本へ~

開催日:2018年3月16日  PM17:00~PM19:00
会場 :株式会社アセアン・カービジネス・キャリア(会議室 旭栄ビル7階 76号室)
主催 :合同会社アセアンプラスコンサルティング

<スケジュール>
第1部 17:00~17:50(50分)
外国人インターンシッププログラムとは?
◆インターンシッププログラムの概要
◆外国人人材活用の3つのパターン

第2部 17:50~18:40(50分)
外国人技能実習生制度とは?
◆新しい法律下での技能実習生制度について
◆導入できる業態とできない業態
◆導入コスト
◆年間人数枠・導入する具体的手順・スケジュール

18:40~19:00(20分)
◆質疑応答

<お申し込み・お問い合わせ>
メールにてお申し込みください。
件名に「外国人大学生インターンシッププログラムの説明 & 外国人技能実習生の活用セミナー参加希望」とご記入いただき、会社名、氏名、メールアドレス、電話番号を明記のうえお申し込みください

メール:aseancarbusiness@gmail.com

(参考)https://swbs.smrj.go.jp/event/17312/

【ベトナム人インターンシップ、スカイブループログラムセミナー開催】~未来の御社を支えるエリート外国人候補を日本へ~

【ベトナム人インターンシップ、スカイブループログラムセミナー開催】~未来の御社を支えるエリート外国人候補を日本へ~

アセアンカービジネスキャリアでは、日本の自動車アフタービジネスの会社様に対して自動車整備ビジネスを中心としたアセアン各国からのスカイブルーカラーの外国人を紹介しています。スカイブルーは水色を意味し、組織の中でも最も重要な枠わりを果たす、ホワイトカラーとブルーカラーをつなげる人材です。スカイブルーカラーの外国人と信頼関係を築けた日本企業のみが、将来のグローバル化に成功すると言っても過言ではない重要なエリート外国人です。

我々は、アセアン各国の理工系大学と提携し、日本語教育を受けたスカイブルーカラー人材の雇用を促進していくプログラムを日本で初めて作り上げた、アセアンと日本に人財という信頼の架け橋を創りあげる会社です。2016 年に日本で働く外国人の数は100 万人を超えました。しかしながら、専門的技術を持った高度人材は、圧倒的に不足しています。

アセアンカービジネスキャリアでは、自動車整備ビジネスを中心としたスカイブルーカラーの専門的技術を持った人材をご紹介することができます。4月24日、26日で現地の大学で行うインターン生面接ツアーを開催予定です。直接彼らと話をしてください。御社の将来の発展の可能性を高め、グローバルな世界を広げることができるでしょう。そのためのサポートは、アセアンカービジネスキャリアがさせていただきます。

セミナーではインターンシップ生面接ツアーのご紹介もさせて頂きます。

【ベトナム人インターンシップ、スカイブループログラムセミナー開催】~未来の御社を支えるエリート外国人候補を日本へ~

【ベトナム人インターンシップ、スカイブループログラムセミナー開催】~未来の御社を支えるエリート外国人候補を日本へ~

アセアンカービジネスキャリアでは、日本の自動車アフタービジネスの会社様に対して自動車整備ビジネスを中心としたアセアン各国からのスカイブルーカラーの外国人を紹介しています。スカイブルーは水色を意味し、組織の中でも最も重要な枠わりを果たす、ホワイトカラーとブルーカラーをつなげる人材です。スカイブルーカラーの外国人と信頼関係を築けた日本企業のみが、将来のグローバル化に成功すると言っても過言ではない重要なエリート外国人です。

我々は、アセアン各国の理工系大学と提携し、日本語教育を受けたスカイブルーカラー人材の雇用を促進していくプログラムを日本で初めて作り上げた、アセアンと日本に人財という信頼の架け橋を創りあげる会社です。2016 年に日本で働く外国人の数は100 万人を超えました。しかしながら、専門的技術を持った高度人材は、圧倒的に不足しています。

アセアンカービジネスキャリアでは、自動車整備ビジネスを中心としたスカイブルーカラーの専門的技術を持った人材をご紹介することができます。4月24日、26日で現地の大学で行うインターン生面接ツアーを開催予定です。直接彼らと話をしてください。御社の将来の発展の可能性を高め、グローバルな世界を広げることができるでしょう。そのためのサポートは、アセアンカービジネスキャリアがさせていただきます。

セミナーではインターンシップ生面接ツアーのご紹介もさせて頂きます。

【日刊自動車新聞】本日掲載/アセアンプラスコンサルティング代表 川崎大輔

【日刊自動車新聞】本日掲載/アセアンプラスコンサルティング代表 川崎大輔

川崎大輔の記事が、本日日刊自動車新聞に掲載されました。

連載「新時代を生きる 川崎大輔のASEAN流通」(4)カンボジア グレーな中古車天国からの脱却

カンボジア国内にある自動車の約90%が中古車で、新車は10%ほどしかない。トリペッチいすゞ(カンボジア)でのヒアリングによれば、2015年のカンボジアの新車販売台数は約6500台。15年のカンボジアへの新車中古車合わせた輸入台数は5万6760台、そのうち9割の5万台が輸入された中古車だ。プノンペン市内には約300店の中古車販売店があり市場は活発だ。現在、カンボジアに入る約8割の中古車がアメリカから輸入されている。
 特徴的なのが米国メーカーの車ではなく、左ハンドルの日本メーカー車という点だ。レクサスのRXやLXなどは大人気。しかし、アメリカからの車はほとんど保険会社から買い付けた事故車であるという問題点は放置されたままだ。輸入中古車のうち約40%が全損状態から修復されたものだという。このようにカンボジアは、中古車の規制がないため中古車比率が高い、歪(いびつ)な自動車市場となっている。言い換えればグレーな中古車天国だ。
 しかしながら、カンボジアで中古車規制ができた場合、一気に新車需要が増えることが予想できる。カンボジアの新車ディーラーからのヒアリングによれば、何かしらの中古車規制が出る可能性があるという。出るとすれば18年の国民議会選挙が終了した19年あたり。中古車の規制は、透明な市場に向けての第一歩だと思っている。
 また、2年以内に新車に安全法規10項目が追加される予定だ。そうなればいずれ中古車にも同じレギュレーションを求められるだろう。中古車市場にとってのマイナスの面もあるかもしれないが、安全性の低い事故車の中古で埋め尽くされた自動車市場からの脱却ができる。より健全な、自動車アフターマーケットを構築するきっかけとなるだろう。

<現在の連載>
◆自動車業界唯一の日刊新聞「日刊自動車新聞」『新時代を生きる川崎大輔のアセアン流通』連載開始
◆自動車業界における最大規模のウェブサイト 「レスポンス」『川崎大輔の流通大陸』連載中
◆整備業界のトップ月刊誌「整備戦略」『川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット』連載中

【川崎大輔の流通大陸】 中小企業が勝ち残る、カンボジア自動車アフターマーケットということで、コラムを書かせて頂きました。

【川崎大輔の流通大陸】 中小企業が勝ち残る、カンボジア自動車アフターマーケットということで、コラムを書かせて頂きました。大きな企業は市場規模の大きさが参入の魅力になります。そのため、市場が大きくない場合は、ぽっかりとあいた市場が出来上がります。それが、カンボジア。外資規制がないこともありますし、カンボジアはまさに中小企業にとってのフロンティアかもしれません。