ホーチミンに到着。

ホーチミンに到着。気温は33度ちょっと暑いです。

アセアンの中でベトナムはインドネシアに次ぐ二輪大国。

私が初めてベトナムを訪問した1990年代、自転車が道を占領してました。通学時にはアオザイを着たベトナム人たちの鮮やかだった思い出があります。

今では都市部で自転車の姿はあまり見かけません。バイクへ変わっていっています。

それに多種多様なバイク増えて来ています。
空港からホテルに向かうタクシーの車窓から
スクーター、バックボーン、アンダーボーン。さらに中型バイクなどスポーティなバイクもよく見かけるようになりましたね。

【ベトナム人自動車整備人財の夜明け】

【ベトナム人自動車整備人財の夜明け】

2016年4月1日より外国人技能実習生制度において「自動車整備」が職種に追加された。これによってベトナム人の自動車整備関連への雇用機会が拡大した。

ベトナムにおいて自動車整備は大きな意味を持つ。ベトナム自動車工業会の発表によると2015年の新車販売台数は24万4,914台であった。前年比で55.1%の大幅な伸びを記録し市場が急拡大している。ベトナム国内の景気回復や道路インフラの改善、銀行の自動車ローンの強化などが増加の背景にある。

2014年におけるベトナムのハノイとホーチミンの1人あたりGDPはそれぞれ3,348ドル、4,986ドルとなっている。これはモータリゼーションが始まるとされている3,000ドルの水準をすでに超えている。政策の急な変化がない限りベトナムの自動車市場はこのままさらに拡大を続けるだろう。

市場の拡大に伴って自動車整備技術、技能の需要は増えていく。これからのベトナムの産業を担っていく上でも重要な職種であると言える。

「ベトナムには多くの学校があり、年間で1万人近くの技術者候補がいるのではないか」とベトナム人の学校関係者はいう。しかしながら学校を卒業しても3割くらいは仕事があるが、それ以外は仕事がない状況である。ベトナムでは専門を持っていても仕事がない状況が続いている。年齢が若く、技術が高く、人口も多いという利点を持っているのがベトナム人技術者の特徴だ。しかし、言語や文化の違いが大きな障壁となっていた。

人材が不足する日本の整備業界にとって、ベトナム人自動車整備人材の存在は業界を救える。一方でただ単に整備人材の不足という安易な理由だけでは短期的な解決策となるだろう。ただし、ベトナムに帰国してからも活躍できるような循環型の人材システムを作り人財へと変えていくことが大事だ。

(参考:レスポンス「川崎大輔の流通大陸」)
https://response.jp/article/2017/02/07/290220.html

【川崎大輔のアセアン自動車ニュース】

【川崎大輔のアセアン自動車ニュース】

アフターサービス評価、インドネシアでマツダとトヨタ首位。インドネシアで自動車アフタービジネスを行う魅力はなんだろうか?今年インドネシアに行った時に色々な方々に聞いた話を総合すれば、日本の変化をインドネシアもたどるとすれば、日系企業はインドネシアの将来を見通せる優位な立ち位置にいる、という事だと感じました。高い技術だけでなく、接客などのサービスも求めています。

https://ameblo.jp/kawadai1/entry-12330162798.html

【川崎大輔のアセアン自動車ニュース】

【川崎大輔のアセアン自動車ニュース】

タクシーは年内登録を、ヤンゴン運輸庁からお達しが出ました。ヤンゴンではタクシー6万台以上が営業登録していますが未登録のタクシーも多い状態。交通渋滞の抑制にもつながるため、12月末までの登録作業後、未登録で営業している車両には何らかの措置を取る方針と言われています。

https://ameblo.jp/kawadai1/entry-12329917850.html

【川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット(抜粋より)】

【川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット(抜粋より)】

タイ、自動車整備工具のマーケットに進出したアストロプロダクツ。

できるだけタイ人が主役になって自らの視点で商品説明やお客様が知らない商品の動画を制作し、情報を提供していくことを目指している。

タイでは専門的な工具販売店は少ないが新顧客の創出、更に中間層の勃興によって自動車整備工具業界への勢いは強まりそうだ。

https://ameblo.jp/kawadai1/entry-12323639679.html

自動車メディア、レスポンスの【川崎大輔の流通大陸】にてタイにおけるアフターマーケットについて、コラム記事を書かせていただきました。

自動車メディア、レスポンスの【川崎大輔の流通大陸】にてタイにおけるアフターマーケットについて、コラム記事を書かせていただきました。

足元の販売動向にはバラつきが見られるものの、タイ中古車流通市場がアセアンの中古車を供給する市場となることは確実です。しかし、中古車流通に関(かか)わる本当の難しさを経験したことがありません。

タイは今後、数年以内に日本と同じ課題を抱えることになるでしょう。そこに課題解決先進国としてタイを含めたアセアンのために自らがもつ課題に果敢にチャレンジしていく日本企業の大きな存在価値があることをもっと日本企業は認識すべきではないでしょうか。

https://response.jp/article/2017/11/27/302972.html

【川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット(抜粋より)】

【川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット(抜粋より)】

タイの鈑金塗装業界に進出した日系企業がいる。
2017年7月、東京にあるカーコンビニ倶楽部だ。

人の育成には時間が必要だ。カーコンは、タイの北部チェンライに実習生の研修施設として日本語学校、と基本的なカーコン技術を学べる研修所をつくった。研修所の先生も、3年間日本に行っていたタイ人が技術を教える。タイの鈑金塗装業界に革命を起こす中心を担うのは、日本から帰国したタイ人になる。そういったことが現実的に始まっている。

日本の自動車板金塗装業界の将来は厳しい。日本だけでビジネスをやるのではなく、グローバルな市場で収益を確保する必要がある。アセアン人材を活用していくことは日本の整備、板金塗装業界の人材不足解決だけでなく、アセアン市場における収益獲得への近道となる。

そういった意味で、車を作って送るだけではなく、その後のこともしっかり日本が責任を持たなければならない時期に来ている。中心となるのは人だ。

アセアンの人材を日本で雇用し、技術だけでなく彼らとの信頼関係も構築する。彼らは日本に骨を埋めることはしないだろう。いずれ祖国に戻る。その時に日本の技術が海外に出ていけるとなると同時に、本当の意味での信頼関係が築けたパートナーと、海外進出が行えるようになるのだ。

まずは、外国人を雇用する第一歩が必要だ。

https://ameblo.jp/kawadai1/entry-12323640527.html

「川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット」の連載(11月25日発売)。

「川崎大輔がみるアセアンアフターマーケット」の連載(11月25日発売)。

自動車整備業界向け最大級の業界紙「整備戦略」(日刊自動車新聞発行)にて、より多くの自動車アフター関係の皆様へアセアンの今、を伝えていきます。

今回は、台湾における自動車査定。中古車業界のさらなる活性化への鍵となるでしょう。台湾のアフターマーケットも日本と同じ道を辿るとすれば、日本は台湾の将来が予測できる優位な立ち位置にいます。それをもっと日本企業は認識をすべきではないかと個人的に思っています。

来年から日刊自動車新聞で連載します!